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2008年08月29日

三度目の入院

※以下、かなりの長文です。
 自分が忘れないようにするため書いただけなので、、、、。
 そこはひとつ、俺様の俺様による俺様のための
 日記と言うことで。
 


8月26日から29日に3泊4日で入院しました。
1回目が2年前の骨髄移植、2回目が昨年の
踵骨骨折と、今回で3回目です。

と言っても今回の目的は、昨年踵骨骨折した際に
手術して、そのとき骨折箇所を繋ぎ止めるために埋めた、
「髄内釘」を取るためのものです。

医者曰く、別に一生取らなくても問題無いとの事でしたが、
取った際の期待効果として

  1.歩行時の違和感が多少軽減される
  2.同じく痛みもある程度軽減される

と言うもの。どれ程の効果があるかはかなり曖昧で、
結構個人差があるみたいですね。

逆にデメリットはと言うと

  1.手術による感染症、麻酔事故等
  2.取ろうとして、別の骨が折れる可能性あり
  3.骨が固まりすぎて抜けない場合もあり
  4.金具が途中で折れてて、一部が体内に
    残ってしまう場合がまれにあり

こんなところです。こうして書くとデメリットの方が
多いのね、、、、。「1」は手術時のお約束で、
「2」は金具が埋まってる周りの骨が折れる場合があるとか。
「3」は主に成長期の子供などに見られるケースみたいです。
「4」は滅多にないとは言え、100人に1人くらいの割合で
あるとか。まぁ、そうなった場合でも特に問題は無いみたいです。
多分、飛行機乗るたびに金属探知器に引っかかるんでしょうね。


それでも取る決意をした理由は、やっぱり痛むんですよ。
特に歩き出しの数歩は痛むし、また長時間歩いたりした
次の日はまともに歩けないですからね。


で、入院となったわけですが、人によっては入院しないで
日帰りでも大丈夫なケースがあるらしいです。その場合は
局所麻酔をして摘出するとか。

でも、自分の場合は金具の入ってる場所が分かり難いらしく、
そのため腰椎麻酔が必要で、入院になるとのことでした。
まぁ、前回の手術も散々難しいと言われたので、これは
仕方のないことですね。

と言うわけで入院です。以下時系列に沿って書きます。

 

・8月26日(初日)

病院には10:30に到着です。
最初に入院手続き、それから病室へ案内してもらいます。
前回は小児病棟でしたが、今回は整形外科病棟です。

 
画像 004

病室からの眺めで、今回は8階です。
ちなみにこの初日だけ晴れで、残りは記録的大雨でした。

それから簡単な問診、検温、血圧、体重測定。
一通り終わった後病棟の案内です。
小児病棟と違って冷蔵庫があった(結局使わなかった)のと、
消灯時間が22:00(小児病棟は21:00)だったのは嬉しい。

そしてこの日は21:00以降、手術が終わるまでは絶飲絶食。
就寝前に下剤を飲んで終わりです。

 

・8月27日(二日目)

手術当日です。6:00起床は、普段の生活スタイルからすると
ちと厳しいところです。しかも、起きて即下剤が
効きましたからね、、、、。

午前中に点滴開始です。多分絶飲になるから脱水症状を
防ぐためのものかと。

当初は15:00頃に手術開始と言われたのですが、
結局手術室に入ったのは18:00。
心電図を付けられたり、血圧計る機械を付けられたりして、
いよいよ腰椎麻酔です。

背中に針を刺して注入します。薬は直ぐ効き始めますが、
まず下半身が温かくなったような感覚になります。
それから正座をした後のようなしびれた感覚になります。
麻酔中も触られた感覚は伝わってきます。ただし自分の意志で
動かしたりは出来ません。また冷たいと言う感覚が
無くなります(=麻酔が効いたと言うことみたいです)。

で、手術開始です。手術そのものは約40分で完了。
結構金具取るのに苦戦してましたね。何度も叩いて
取ろうとしてたみたいで、うまく取れなかったときは
「クソッ」と医者が漏らしてたし、、、、怖っ。

結局病室に戻ったときは20:00過ぎてました。
戻ってからはしばらく麻酔が効いてて、
足が全く動かせませんでした。切れた時はもう
真夜中になってました。切れたら案の定痛みが
出てきましたが、前回の手術と比べると格段に楽でした。
痛み止めは一度も使わなかったですしね。

そして手術終了から3時間後の23:00に水分摂取の許可が。
飲みたくなったら、最初の一口目はむせたりして危険だから、
看護師を呼んでからにしてくれとのこと。馬鹿にされてるのかと
思いつつ、飲みたくなったので看護師を呼んでお茶を一口。

、、、、まさか本当にむせるとは。

この日の夜は点滴を交換したり、頻繁に検温や
血圧、サチュレーション測定が明け方まで続いたので、
殆ど眠ることが出来ませんでした。

 

・8月28日(三日目)

7:30位に主治医が来て、いきなり歩行許可をもらいました。
それと絶食終了のお知らせ。もうお腹空き過ぎて気持ち悪く
なったくらいです。

で、早速看護師が見守る中第一歩を踏み出しました。
、、、、、、激痛です。手術の傷口の痛みと、骨の痛みが。
結構無理矢理金具を引っこ抜いたから、しばらくは痛みが
残るとのこと。もっと早く言って欲しいものですが、、、、、。

なので最初は松葉杖を1本借りて歩くことにしました。
そして病棟の廊下をぐるぐると歩き回り、少しでも
痛みに慣れるようにと。外に出たかったのですが、
天気は悪いし、左足はむくみと包帯で靴が履けなかったので、
室内でひたすらウォーキングです。想像以上に痛みは
強かったですね。

それ以外は午前中と夕方に抗生剤の点滴があったくらいです。
それと入浴は出来ないため身体拭きのみ。
特に大きな問題はなかったので、予定通り翌日
退院で決まりました。

 

・8月29日(退院日)

早朝に主治医が来て、手術跡の傷口を消毒しました。
それから退院後の生活の注意点を指導。
入浴は不可で、患部を水に当てないようにして
シャワーのみ可。抜糸は1週間後。それと5日分の
抗生剤が処方されました。

それから会計を済ませて、次回の外来日程を確認後
めでたく退院です。

 

流れはこんな感じでした。
ただ金具を取るだけでも結構大変ですね。痛みも残ってるし、
入院前より歩き難いです。術後間もないから仕方ないので
しょうけど。出来ることなら回復した後は入院前より
楽になって欲しいです。日常生活に大きな支障が無いとは言え、
決して楽ではないですし。こればっかりはこれからどうなるかは
何とも言えないでしょうけど、、、、、。

 

・おまけ
画像 005 

三日目のお昼です。エビフライが2本あります。
3回入院しましたが、今のところ病院食には
不満がないです。

 

IMGP5562

埋まっていた金具です。
手術終わった直後にどうするか聴かれたので、
もらうことにしました。聴いたところによると、
これでネックレスを作る強者もいるとか、、、、・
それも面白いかも。

結構大きいのが入ってました。
そりゃ取るのも大変だったでしょうね、、、、、。

投稿者 rmn : 2008年08月29日 12:00

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