燕岳登頂(2019) ~燕山荘に宿泊

以前から気になっていた燕岳を登ってきました。
天気も良さそうで、平日有給が取れたこともあり
なかなかない機会だと思いましたので。

山小屋一泊に必要な登山道具も揃いましたし。
心配なのは自分の体力と登山技術なのですが、
果たしでどうでしょうか。


前日夜に自宅を出発し、登山口の駐車場に
着いたのは夜中の2時でした。
運良く第1駐車場に1台分空きがあったので
止めて仮眠を取ることに。

 


駐車場から徒歩で登山口の中房温泉へ。
登山開始は8時と、やや遅い時間です。
山小屋泊前提なのでゆっくりと。

 


登山口からしばらくは樹林帯を登ります。
北アルプス三大急登と呼ばれていて、
確かに急な上りです。

 


約40分掛けて第一ベンチに。
とにかくゆっくり進みます。
ここにはこのルートで唯一の水場があります。

約10分休憩して第二ベンチに向かいます。

 


途中荷物を運搬するケーブルが。
合戦小屋までこれで荷物を運ぶようですね。

 


第二ベンチに到着。
第一ベンチから約30分掛けて来ました。

 


見上げると少し葉っぱが色づき始めました。
次の第三ベンチに向かいます。

 


第三ベンチへ。
第二ベンチから約30分掛かってます。

 


富士見ベンチに到着。
残念ながら富士山は見えませんでした。
(帰りも見えませんでした)。

第三ベンチから約30分掛かりました。

 


ここまで登ると紅葉も色づきが進んでました。
天気も良いので気持ち良いです。
一足早く紅葉を楽しめるのは嬉しい。

 


合戦小屋に着きました。
富士見ベンチから約30分掛かってます。

ここでお昼に。

 


お昼は売店のかき揚げうどん。
美味しいです。天ぷらが思いの外サクサクで美味しい。
温かい食事が頂けるのは嬉しいですね。

ちなみに合戦小屋名物のスイカは終了してました。

 


燕山荘に向けて登山再開です。

 


段々木々の背が低くなってきました。
森林限界が近いんですね。
燕山荘も見えてきました。

 


燕山荘はもうすぐ。素晴らしい眺め。
合戦小屋からここまでもなかなかきつい上りでした。

 


燕山荘に到着。
合戦小屋から約1時間半掛かりました。

web予約していたので、チェックインの
手続きはすぐに終わりました。
ここで荷物を置いて身軽にして
燕岳頂上を目指します。

 


山頂に向かいます。
天気が良いのではっきり見えますね。
美しい山頂です。

 


イルカ岩。

 


燕岳登頂!
燕山荘から約40分で着きました。

 


三角点かな?

 

 


山頂からの眺め。
天気が良いので素晴らしい展望でした。

眺めを楽しみ記念撮影してから
燕山荘に戻ります。

 


戻る途中槍ヶ岳も見えました。

 


山荘に戻って楽しみだった一杯を。
格別に美味しいですね。シチュエーション重要。

 


ケーキセットを楽しんだり。
山荘で頂けるなんて嬉しいですね。
この日はケーキフェアで200円で
ケーキのお代わりができました。

 


こちらが食堂。広いですね。
自分の食事時間は5時でした。

 


こちらが夕飯。温かい食事は嬉しいですね。
味も美味しく、ハンバーグの中には
チーズが入っているこだわりっぷり。

ご飯、味噌汁はお代わり自由なのも嬉しい。

食事の後はオーナーの山に関するお話と
名物のホルンで楽しませてくれました。

 


夜は安曇野の夜景も見られました。

雲が出てしまっていたので、入り日や
星空が楽しめなかったのはちょっと残念。

山荘の消灯時間は9時でした。

 


朝食は5時、5時45分の2回で先着順でした。
自分は5時の回で頂けました。
朝ごはんも美味しかったです。
夕飯同様ご飯と味噌汁はお代わり自由。

 


ご来光はこの通りのお天気で、
残念ながら拝むことはできず。

 


昨日あれだけはっきり見えた燕岳の山頂も
雲で隠れてしまっていました。

そして燕山荘を後に。
噂通りの素晴らしい山荘でした。
建物は清潔できれい。
食事も美味しいしスタッフの皆さんも親切。
また来たいと思います。

6時20分に下山開始です。

 

   


下山を開始すると時折日が差す事も。

 


無事下山。
燕岳から約5時間掛かりました。
登られる方も多く、ちょっとした渋滞も。

 


ありがたいことに登山口には
日帰り入浴施設があります。

中房温泉湯原の湯へ。

 

   
温泉は露天のみで、洗い場はあります。
シャンプー、ボディソープの備え付けも。

単純硫黄泉かけ流しのお湯で、良いお湯でした。
帰りも汗だくになってしまったのでありがたい。

 


帰りには猿の群れに遭遇。

という訳で無事下山できました。

北アルプス三大急登と言われるだけあり、
確かにきつい登りでしたが、登山道は
整備されており歩きやすかったです。

危険箇所も無かったので比較的安全な
登山道なのではないでしょうか。

今回山荘に泊まることにしていたので、
その分の精神的負担が軽かったのも
良かったです。時間に余裕がありましたし。

前回の谷川岳や、その前の立山の時は
特に下りで膝がガクガクになり大変だったのですが、
今回はそれまで程にはならなかったです。
ストックを購入して使ってみたのですが、
これで膝への負担がだいぶ軽くなったのかと。

ゆっくり歩くことと、多少遠回りしても
段差の低いルートを選ぶということを
意識して歩いたのでそれも効いたのかな。

標準コースタイムより随分と遅いペースでしたので、
もう少し低山で経験を積んだり、足を鍛えたりして
また来たいですね。

温泉,登山

Posted by rmn